「理系バカと文系バカ」を読みました。
【評価】
おもしろい。
【関心】
「理系と文系」ではなく、理系と文系の後に「バカ」が入っている少し挑発的なタイトルが、まさに「目に飛び込んで」きました。。
理系と文系のあとにわざわざ「バカ」をつけているということは、単なる理系と文系の違いについて書かれているだけではないはず、何がおもしろいことが書かれているのだろうと思い、読んでみることにしました。
【感想】
期待どおり、単に理系・文系の違いが書かれているだけの本ではなく、理系or文系に偏りすぎているがための、ダメなところやデメリットについても書かれた本でした。
文系の私にとっては
- 「そうそう、理系の人たちってそういう変わったところあるよね」
- 「えー、文系的な発想で見てると、そういう見落としや失敗があるんだ」
といった、「あるある」や発見があってとてもおもしろかったです。
そして、理系と文系の考え方の違いがよくわかりました。
しかし、タイトルほど挑発的な内容ではありませんでした。
竹内氏は理系・文系のどちらでもあるようですが、軸足は理系なのだろうな、という印象です。
それ故に、「理系を毛嫌いするのはやめよう」というメッセージがすごく伝わってきます。
たまには理系的な新書でも読もうかな、という気分になりました。
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