東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

働く東大女子の給与(金銭)感覚の一例と個人的な思い

先日、男性友人から「奥さんが仕事を辞めたがっていて困っている」というボヤキを聞きました。「奥さんが働くことによって得られる給料分の年収を上げるのに、一体何年かかると思ってるんだー。奥さんの年収が100万だったとしても、年収100万なんてな…

「危険な宗教の見分け方」を読みました。

【評価】興味深い。 【関心】宗教関係の本を読みたいと思い、図書館に行ってみたところ、本書がたまたま目に入りました。目に入ってしまったら、「読まない」という選択肢は私にはありませんでした。 「オウム真理教事件」(以下、事件)については、事件当…

「生権力の思想」を読みました。

【評価】おもしろいはず。 【関心】以前、「資本主義という謎」(※1)を読んだ際、よく理解できず、その原因の一つに大澤氏を知らなかったことがあるのではないかと思いました。それ以来、大澤氏の著書を読んでみたいと思っていました。先日、図書館に行っ…

「国力とは何か」を読みました。

【評価】いまいち。 【関心】「グローバリズムが世界を滅ぼす」(※1)を読んで以来、中野氏の単著を読んでみたいと思っていました。そこで、中野氏の著書を検索したところ本書が目に留まりました。昨年の衆議院選挙に際して、マニフェストを見ながら政策に…

「今こそルソーを読み直す」を読みました。

【評価】普通。 【関心】「グローバリズムが世界を滅ぼす」(※1)を読んで以来、その中で書かれていたエマニュエル・トッド氏の「教育上の格差が不平等の態度を培っている」という考え方が気になっています。 上記本の紹介でも書きましたが、この考え方は「…

提供される商品に甘えた自己学習→ビジネスに踊らされる私たち?

以前、東洋経済オンラインを見ていたら、「期待の新人『5年経ったらタダの人』のワケ」(※1)という記事を見つけました。最初から「タダの人」ですが、思わずドキッとしてしまいました。 しかも、この記事の最後の方には、「今日までの自分では通用しない明…

「群衆―モンスターの誕生」を読みました。

【評価】いまいち。 【関心】先日、たまたま、浜崎あゆみの「SURREAL」を耳にすることがありました。 SURREALを初めて聞いたのは思春期の頃だったのですが、歌詞の中に出てくる「ひとりぼっちで感じる孤独より ふたりでいても感じる孤独の方が 辛い事のよう…

「情報革命バブルの崩壊」を読みました。

【評価】いまいち。 【関心】普段よく読む領域とは異なる分野の本を読みたいと思い読書メーターを見ていたところ、本書が目にとまりました。情報系の本はこれまでほとんど読んでこなかったので興味を持ち、読んでみることにしました。 【感想】これまでネッ…

「感動をつくれますか?」を読みました。

【評価】個人的に好き。 【関心】読書メーターの相性のいい読書家さんを見ていたら本書が目に入りました。ジブリ作品は大好きなので、その音楽を担当している方の本ということで興味を引かれ、読んでみることにしました。 【感想】私自身は芸術とは縁遠い生…

「若者殺しの時代」を読みました。

【評価】いまいち。 【関心】何となく図書館を散策していたところ、本書のタイトルに目がとまりました。タイトルから、ブラック企業問題など、若者の労働をめぐる問題について書かれているのだろうと思い、興味を引かれ読んでみることにしました。 【感想】…