読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「なぜうつ病の人が増えたのか」を読みました。

【評価】
まあまあ。

 

【関心】
「理系バカと文系バカ」(※1)を読んで以来、理系分野の新書を読んでみたいと思っていました。

しかしながら、文系の私には「理系」の壁は高く…

理系の中でも比較的身近な医療分野だったら私でも理解ができるかも、と考えながら図書館に行ったところ本書を見つけました。
社会学に近そうなタイトルに魅かれ、読んでみることにしました。

 

【感想】
「なぜうつ病の人が増えたのか」


きっと、「社会状況が~」とか「休職制度が~」といった観点から、タイトルの問いに対する答えが提示されているのだろうと予想をした上で、本書を読み始めました。


しかし!


本書で提示されていた回答は、「新薬の開発と薬価、製薬会社のプロモーション」という全く考えもしなかったものでした。
しかも、きちんとデータに基づいた説明がなされており、非常に納得できる内容でした。


今さら、医療に清廉潔白なイメージは持ってはいませんが、また、先日読んだ「バカヤロー経済学」(※2)の影響か、「結局、世界は誰かのインセンティブで回っているのだな」と激しくげんなりしてしまいました。


ところで、著者はどのようなインセンティブがあって本書を書かれたのでしょう。
本書によって、業界内に相当数の敵をつくってしまったのではないかと思われますが…


それよりも、そもそも「インセンティブ」で物事を捉えようとする、私の見方自体が歪んでいるのでしょうか…
自分でも少し嫌です。

 

 

※1「理系バカと文系バカ」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、

※2「バカヤロー経済学」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、

 

 

 

なぜうつ病の人が増えたのか (幻冬舎ルネッサンス新書)

なぜうつ病の人が増えたのか (幻冬舎ルネッサンス新書)