東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「ダメな議論」を読みました。

【評価】
いまいち。

 

【関心】
以前読んだ経済政策に関する飯田氏の著書(※)が非常におもしろかったので、飯田氏の著書をもう一冊読んでみたいと思っていました。
飯田氏の著書で検索したところ出てきた数冊の本のうち、タイトルが何となくおもしろそうだったので読んでみることにしました。

 

【感想】
やはり、経済の専門家が書いた本を読むのなら経済に関するものを読むべきだ、と思いました。


本書の、「ダメな議論を除外していけば、残されたものは正しく有用な可能性が高くなる」という考え方には賛同しますが、そのための「ダメな議論をざっくり見抜く方法」については、特に目新しいものはありませんでした。
明確に意識しているわけではありませんが、おそらく、「ダメな議論のチェックポイント」として挙げられていることはそれなりにやっています。


ダメな議論を一目で見抜ける魔法のような方法はないということなのでしょうが、もう少し斬新な提案がほしかったです。

 

 

経済学関係の本を3冊ほど読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、

 

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ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)

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