「官僚がバカになったから日本は『没落』したのか」を読みました。
【評価】
まあまあ。
【関心】
官僚に関する学習の一貫で読むことにしました。
タイトルの付け方が扇動的で「うまいな~」と思ったのも手にした理由です。
また、これまで読んだ官僚に関する本と著者の属性が違う(マスコミ関係者)という点にも魅かれました。
【感想】
著者の見解が示されているというものではなく、多様な関係者への取材内容がメインの本です。
でも、フリーライターというだけあって、元官僚の高橋洋一氏から寺脇研氏、政治評論家の屋山太郎氏など、いろいろな方に取材をされていて、とてもおもしろかったです。
この本を通して何かを学んだ、というよりは、多様な方へのインタビューから、
- キャリア官僚の地位の没落
- キャリア官僚と「エリート」とは
- 官僚のPowerと族議員
- 官僚の意義と限界
ということについて、断片的な知識や考えるための示唆を得られた気がします。
結局は、この後、私がこれをどう活かせるか、ということになるのだと思います。
さあ、東大生らしく考えてみよう!!
と、思います。
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