東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「物語 スペインの歴史」・「物語 スペインの歴史 人物篇」を読みました。

【評価】

個人的には好き。

 

【関心】

久しぶりに歴史の本が読みたいな、と思ったとき、たまたま目の前にあったので読んでみることにしました。

 

【感想】

新書なのに「物語」とタイトルに入っているだけあって、学術的と言うよりは、データに基づかない著者の想像による描写が多く入っています。
このことをどう考えるかで、評価が分かれると思います。


私自身は、こういう本は好きです。


ただ、小説のように純粋に楽しむ読み物、という訳ではないので、どこからが著者の想像なのかを考えながら読まなくてはならず…


うーん…

 

ただ、やはり、歴史はその時代を生きた人の物語として「知る」ことによって理解が深まるものだと改めて思いました。
高校生の頃、いまいちよくわからなかったスペイン史がよくわかりました。
「レ・コンキスタはいつから始まったの?」と、年号によって覚えようとした高校生の頃の認識が根本的に間違っていたことも、ようやくわかりました。

高校生の頃、こういう本を読む(いろいろな意味での)余裕がほしかったです。

 

 

 

 

物語 スペインの歴史―海洋帝国の黄金時代 (中公新書)

物語 スペインの歴史―海洋帝国の黄金時代 (中公新書)

 

 

物語 スペインの歴史 人物篇―エル・シドからガウディまで (中公新書)

物語 スペインの歴史 人物篇―エル・シドからガウディまで (中公新書)