「ホリエモン×ひろゆき『なんかヘンだよね・・・』」を読みました。
【評価】
おもしろい。
【関心】
以前読んだ「情報革命バブルの崩壊」(※1)の中に、ライブドア事件の話が書かれていました。
ライブドア事件が起こった当時は全く関心がなかったのですが、あのころより大人になった今、改めて考えてみると、「あの事件については、いろいろと言われていたけれど、結局何だったのだろう」と疑問を感じました。
ライブドア事件は粉飾決算etc素人には敷居が高いイメージがあったので、ひとまず堀江氏について知ろうと思い、とりあえず目についた堀江氏の著書を読んでみることにしました。
【感想】
ホリエモンについては、「選挙に担ぎ出されるくらいだからきっとただ者ではないのだろう」とは思っていましたが、本書を読んで合点がいきました。
本書を読むと、ホリエモンは、発想や考え方が文系東大生のマジョリティとは異なり、「どこかぶっ飛んだ頭のいい人」なのだということがよくわかります。
(上から目線ですみません)
過去に否定していた企業について「間違っていた、やっぱスゲー」と言えるあたりにも、見栄を張る必要すらない「頭の良さ」を感じます。
本書はホリエモンとひろゆき氏の対談を収録したものです。
しかしながら、ホリエモンの話は、東大生だけで集まったときの、東大生だけだからこそのざっくばらんな内輪の会話を彷彿とさせるものでした。
それを書籍にしてしまうあたり…
「そりゃ、出る杭すぎて社会に叩かれるよね」と思ってしまいました。
ホリエモンには、書籍ばかり出してないでその発想を活かしたおもしろいことをしてもらいたいです。
本書については、私は、「東大の先輩であるホリエモンの著書」という視点から読んだため、フラットな目で見るとどうなのかはわかりませんが、個人的にはおもしろかったです。
上から目線の発言の数々、ご容赦いただければと思います。
※1「情報革命バブルの崩壊」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、
ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」
- 作者: 堀江貴文,西村博之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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