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東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「グローバリズムが世界を滅ぼす」を読みました。

読書記録

【評価】
まぁまぁ。

 

【関心】
「資本主義の終焉と歴史の危機」(※1)を読んで以来、資本主義の限界に強い関心を持っています。
本書のタイトルから、資本主義の限界に関わる内容が書かれているのではないかと期待し、読むことにしました。

また、著者の一人、中野氏は経産省の方針に真っ向から反対している東大卒官僚として以前から名前を知っていたので、その中野氏の話が読めることにも魅力を感じました。

 


【感想】
メインの対談については、率直な感想として「浅いな」と思ってしまいました。
経済について大して知らないのに、上から目線で申し訳ないです。


本書で論じられている内容は、「資本主義の終焉と歴史の危機」(※1)で水野氏が捉えていた歴史ほどのスケールはなく、長期的視点に欠けているように感じられました。
水野氏が区切った歴史のうち、「長い十六世紀」~「二十一世紀の利子率革命」の短いスパンでの分析としては適切なのかもしれないけれど、現在はもっと大きなスケールでの歴史の転換期にあるのではないかと思ってしまいます。


しかしながら、水野氏の分析が必ずしも正しいわけではなく…


ちなみに、本書の後半で、エリート批判について書かれているのですが、エリートである経産官僚の中野氏に「資本主義の終焉と歴史の危機」(※1)を読んでどう思われるのか感想を聞いてみたいです。


また、エマニュエル・トッド氏の「教育上の格差が不平等の態度を培っている」という考え方は、非常に斬新でとても印象的でした。
これをヒントにしたら、「リアル30's」(※2)を読んだときに感じたモヤモヤ感を説明できるような気がしました。
(具体的には何も思い浮かんでいませんが。。)

 

 

※1「資本主義の終焉と歴史の危機」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、

※2「リアル30’s」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、

 

 

 

グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)

グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)