「アメリカの大学・ニッポンの大学」を読みました。
【評価】
おもしろい。
【関心】
「イギリスの大学・ニッポンの大学」を読んだとき(※)から、本書があることは知っていて、いつか読んでみたいとずっと思っていました。
ようやく、読むことができました。
【感想】
本書は1992年に出版された同名の著書+αということに読み初めてから気づき、「情報が古いのでは…」と不安を感じましたが、結果的には、学ぶことが多く「古い」と感じることは全くなかったです。
特に、アメリカにおけるTAの歴史やシラバスの意義については、「そうだったんだ!」としか言えず…
東京大学にもTA制度やシラバスはありましたが、何の意味も果たしてないのでは!?と思ってしまいました。
本場の「シラバス」の意義を学ぶと、「やっぱり、シラバスより逆評定だよね」と思ってしまいます。。。
大学改革を叫ぶ前に、既存の制度の見直しが必要というか…
これでいいのか、ニッポンの大学!?
と、心の底から思いました。
※「イギリスの大学・ニッポンの大学」を読みました。 - 東京大学を卒業しましたが、
<関連記事>
・JMOOCと高等教育-高校までの「学び」と変わらない高等教育 - 東京大学を卒業しましたが、
グローバル化時代の大学論1 - アメリカの大学・ニッポンの大学 - TA、シラバス、授業評価 (中公新書ラクレ)
- 作者: 苅谷剛彦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/09/06
- メディア: 新書
- クリック: 23回
- この商品を含むブログ (12件) を見る