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東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「寝ながら学べる構造主義」を読みました。

【評価】
おもしろい。

 

【関心】

構造主義については、前々から関心がありました。
しかし、「構造主義」という言葉はよく聞くのですが、社会主義のような漠然としたイメージすら持っておらず…

本書は非常に売れたらしいので、構造主義が手っとり早くわかるかも、というふつつかな期待故に読んでみることにしました。

 

【感想】

「私たちはつねにある時代、ある地域、ある社会集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、考え方を基本的なところで決定している」

構造主義を端的に表現するとこのようになるそうです。
私の好きな社会構成主義ととても似ている気がしますが、何が違うのでしょう…?


本書は、タイトルのとおり「寝ながら」はさすがに難しいけれど、非常に分かりやすく構造主義に属する思想家の考え方が説明されています。
ニーチェの「畜群」やレヴィ=ストロースの野生の思考の話など、今さらながら初めて知り、とても関心が持てました。


また、個別の思想家の話に加え、「あるイデオロギーが支配的」ということの意味など、基本的なことも学べます。


構造主義の素晴らしい入門書だと思います。

 

 

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寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

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