東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「ぼくらの頭脳の鍛え方」を読みました。

【評価】

非常におもしろい。

 


【関心】

昔から変わらず持っている欲求の一つに、「私、賢くなりたいんです」というものがあります。
「賢い」という言葉が意味するところは、自分でもよくわかっていないのですが、いかにもこの欲求に答えてくれそうなタイトルだったので読んでみることにしました。

 


【感想】

立花氏と佐藤氏の対談を読み進めていく形式の本です。
お二人が話している内容は、戦争についてだったり宗教についてだったりと、決して知らない内容ではないはずなのに、「私、何も知らないんだ」ということに気づかされます。
そして、「もっといろいろなことを、そして、深く知りたい」と知的欲求が刺激され、本当におもしろかったです。
同時に、自分の知識が表面的なものであることすら気づいていなかったことを反省しました。


私も本を読んだり、いろいろな方の話を聞いたり、自分で考えたり、という訓練を重ねていったら、お二人のようになれるのでしょうか?

そんな圧倒的な「違い」を感じました。

でも、こんな風に「すごい」と思える方(=本)に出会えたことが、とにかくうれしかったです。

 

本書では、教養について、官僚についても言及されていたので、今後、記事を書く際にぜひとも活かしたいと思います。

 

 

 

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ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)

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