東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

「民主主義が一度もなかった国・日本」を読みました。

【評価】

普通


【関心】

宮台氏の本は何度か読んだことがあったので、とりあえず手に取ってみました。
また、政権交代時の外務副大臣との対談ということにも心を引かれて読むことにしました。


【感想】

本書を読む限り、政権交代時の外務副大臣・福山氏はいい人だな、と思いました。
当然ではありますが、政治家として外交についてきちんと考えているし、(政治家としても含めての)「あるべき論」を持っているし、政権交代に対する国民の期待に応えようという姿勢は素敵だな、と思いました。。

なのに…

どうして、民主党政権はあんなにグダグダな感じで終わってしまったのでしょうか。


本書が書かれたのが政権交代直後ということもあり、読んでいると民主党に期待を抱いていた当時の雰囲気がにじみ出ていて…懐かしかったです(笑)


それにしても、宮台氏の民主党にかなり肩入れをした発言は気になります。
最近は、民主党に対して何とおっしゃっているのでしょう。
もはや、民主党は何かものを申す対象ではないのかもしれませんが。



 

民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)

民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)

 

 

 

 

そして、やっぱり外交と環境問題に知識と関心の薄い私には、いまいちピンこず、「普通」という評価にしてあります。

読む人が読んだらおもしろいのかもしれません。