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東京大学を卒業しましたが、

東京大学を卒業したけれど、「何者」にもなれず社会の中に埋もれきったアラサー女子の、現状への反省も込めた徒然記です。

絶対的な方針がない中での仕事の意義を見つけることは難しい。

東大(卒)と仕事・働くこと

毎日漫然と過ごしているけど、時々「何で私、働いているんだろう?」と思うことがあります。


もちろんそれは、私が自分が働かなくても生活できる恵まれた環境にあるから言える台詞だということはわかっています。
でも、そういう環境にあればやっぱり「働かなくてもいいじゃん」という誘惑が時々心に浮かんでくるのは致し方ないことかとも思います。

…実際、専業主婦やっている方って結構いるし。そして、そういう人に限ってやたらと高級品を持っている気がしてしまうのは私の僻みでしょうか。。。


もちろん、私の場合は、先日も書きましたが、無職になったらアイデンティティが保てなかったり、膨大な自由な時間が怖かったりするから働いているという側面はあります。
でも、当然「社会のために役に立ちたい」という気持ちはゼロではないです。


私がやっている仕事って何か意味があるのかな?
「日本全体、社会全体」という視点で見るとなかなか…うーん、という感じだけど、私が属している組織という観点から考えると「組織のため」にはなっているのかな、とつらつら考えたりします。

そんなことを考えていくと、「国家公務員って大変だな」という考えに至りました。
そして、国家公務員になる東大生はそれなりに多いです。
国家公務員の知り合いは何人もいるけれど、みんな何を考えて働いているんだろう??



「国家にとってベスト」と断言できることってとても少ないと思います。

例えば、TPPだって、産業界からすれば「賛成」でも農業界からすれば「反対」で、自分の利益を守るという観点から見れば、どちらも自分たちの利益に資する主張をしていると思います。
でも、「国家」にはそもそも「自分」という主体はないし、TPPへの参加と不参加、どっちが正解か判断する際に依拠する絶対的な指針や基準はありません。
それに、最終的にどっちが正解だったかは日本が消滅するときまで判断できないものと言えるかもしれません。

そうすると、当然、「各省がそれぞれの利権の代表として省益を守る=利害関係者の利益を守る、主張をしなくてはいけなくなる」のではしょうか。

このような行政のあり方に対してはマスメディアが批判するようになって久しいけれど、でも、仮に経産省が「日本の農業は大事だから…」と言おうにも、「絶対」と言える根拠はなく、「絶対」がない限り自省の関係者を守る主張をせざるのを得ないのかな…とも思います。


でもこれって…
(嘘か本当かは知らないけど)陸軍と海軍、それぞれが最大の戦果を挙げるために作戦を展開していった結果、戦争の後半、陸軍が撤退戦をしようとしたところ、石油が不足で海軍が戦艦を出せなかったという歴史を繰り返すことにつながるのではないでしょうか。。。

だからといって、「こうあるべき」という行政のあり方を提案できるほど私は賢くはなく、「結局、戦前からの行政(当時の軍部も一種の行政と言えるかと)の限界は克服されてない」とそれっぽく言ってみるのが限界です。


「官僚養成学校」としてつくられたと言われている東大から、新しい行政のあり方を提案していったら素敵なんだろうな、と、ヒトゴトのように思っています。
ごめんなさい。
機会を見つけて、国家公務員の友だちにそんな話をしてみたいと思います。